季節の行事を楽しもう

講師の甲田です。

ハロウィンが過ぎ、世の中はクリスマスですね。

街中のクリスマスデコレーションの時期が

年々早くなっていると感じているのは私だけでしょうか。

 

私は通勤に阪急電車を利用していますが、地下鉄谷町線から阪急電車まで、

阪急百貨店とグランドビルとの間の通路を通って行きます。

ご存知のとおり、百貨店のショーウインドーが並んでいる幅広い通りです。

今年も美しいクリスマスショーウィンドウになっています。

その通路も朝はたくさんの通勤通学の人たちが足早に歩いています。

そして例年はクリスマスが近づくと朝からクリスマスソングが流れます。

それは大人向けの教会音楽で、男性テノールの歌声は重奏感があり

心地よく聴こえてきます。ああ年末だなぁと少し感傷にひたりたくなるような雰囲気です。

周りの風景もクリスマスの美しいショーウィンドウと高い天井で、クリスマスムード

たっぷりです。そこを通勤通学に急ぎ足で歩く集団とのミスマッチというか、

ある意味マッチングしているというか、独特の味わいがあって私は好きな瞬間です。

日本のクリスマスも、年々洗練されてますね。クリスマスは日本人にとっても、

もはや生活に入りこんだ年中行事となっています。

しかし、クリスマスの本当の意味を知っている日本人はどれほどいるでしょうか。

近頃盛り上がりをみせるハロウィンの意味を知っている日本人はどれほどいるでしょうか?

イースターはどうでしょう?チコちゃんに叱られそうですね。

 

先日、ちょうどハロウィンの日に教室に入りましたので、

生徒達にハロウィンチョコを配りました。配る際に「何か言って」とリクエストを

したら、半数の生徒はすっと「トリック オア トリート」が出てきました。

前の週までおこなっていたハロウィンイベントの効果もあったかと思います。

しかし、半数の生徒は戸惑い、教えても、言いたくない感が出てました。

そしてほとんどの生徒がその日がハロウィン当日だとは知りませんでした。

まだまだ日本人にとってはハロウィンは他文化なんですね。

 

クリスマスの意味も知らずクリスマスを祝う日本人、

ハロウィンの意味も知らず仮装して騒ぎたてる日本人、

イースターにいたっては名前すら聞いたことのない人も多いのではないでしょうか。

そんなよく知らない外国の文化をとりあえず真似てみる

日本人の滑稽さ、浅はかさを外国の人達はどうみているのでしょう。

かつて、イースターイベントを自教室でしようと思ってイギリス人の友人に

イベント参加を依頼したところ、叱られたことがあります。

イースターはキリストの復活を祝う大事な宗教行事なので遊び感覚で

利用して欲しくないと言われてしまいました。ごもっともです。

 

他文化を知り、受け入れることは大切です。何の抵抗もなく他文化を楽しめる日本人は、

ある意味、素晴らしいと思います。しかし、他文化を受け入れるにはそれなりの礼儀もあって、

きちんとその意味を理解することが必要だと思います。その意味を教えるのは誰でしょうか?

それは、教師や親を筆頭に大人たちでしょう。イースター、ハロウィン、クリスマスを

商品戦略に利用する企業にもその責任の一旦を担って欲しいと思います。

意味を知った上で楽しむことが本当の他文化理解なのですから。

私も自教室で季節毎にイベントをしていますが、その都度、

子ども達にはその意味を説明しています。一度聞いただけで理解できるとは思いませんが、

毎年一回は聞いているうちに、だんだん理解してくれると思います。

塾のイベントだけでなく、ご家庭の会話の中でもその話が出てくれば、

年に二回は聞くことになります。特に小さなお子さんには、

クリスマスやハロウィンの意味をかわいい絵本で説明しているものもありますので、

是非読み聞かせてあげてください。

楽しみながら他文化を理解する術を小さい時から身につけておくことは、

今後の国際社会で生きていく子ども達にとって重要な能力になるはずです。

小さい時に身につけておくと何でもないことなんですが、

大人になってからしようと思っても、なかなか難しいものです。

 

季節毎のイベントや行事を楽しみましょう。

外国の文化だけでなく、日本の年中行事もご家庭で積極的に取り入れてあげてください。

子ども達の情操教育には不可欠なことです。日本には美しい四季があるのだということを、

行事を通して子ども達に肌で感じてもらいましょう。

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