「次の日からはもう次のテスト前。」
こんにちは。進学セミナー国語、英語担当の神座です。
中間テストが終わりましたが皆さん結果はどうでしたか?
それぞれ返ってきたテストを見て、点数だけで一喜一憂してはいませんか?
授業時に皆さんには言っていますが、見直しをするとき、やり直しを必ずしてほしいのです。間違えた問題に×をつけ、ノートにやり直しをする。できなかった問題は必ず塾で先生に質問し、疑問を解決して下さい。
テスト後の反省点を書いてもらうと、必ず「もっと早く始めればよかった。」と書く人がいます。ではもっと早く、とはいつなのでしょうか。
以前の生徒で、偏差値を3年かけて20上げた子がいました。彼はけして天才タイプではなく、地道にコツコツがんばって、それでも周りの子よりも点数が低いことが常でした。私の目からみても可哀そうなくらい頑張っているのに、わかっていないところ、うっかりミスでいつも塾でも最下位。それでも彼は頑張り続け、結果20も偏差値を上げて志望校に合格したのです。
その子が言っていたことで、ハッとさせられたことがありました。
「俺、アホやからみんなと同じことやってても頭に入らんねん。でもあきらめたくない。絶対あの高校は行きたいねん。それでめっちゃ考えたんやけど、1個テストおわったら、次の日からはもう次のテスト前やから、次のテスト勉強始めることにしたねん。先生、俺今日から何したらええか教えて。」
「次の日からはもう次のテスト前。」
当たり前のことですが、その当たり前のことが彼のやる気を起こし、志望校へ行きたいという目標に向かって毎日コツコツ努力をし、結果志望校合格に繋がったのです。
「もっと勉強しなさい。」「もっとがんばりなさい。」「なんでやってないの。」と言われたら、「わかってるよ、うるさいなぁ!」と反抗したくなるかもしれません。そしてどうすればよいかわからないのも手伝って、次のテストもギリギリまで勉強に手を付けず、また反省文で「もっと早く…」と書くことになってしまうのです。
さて、察しの良い皆さんならもうお分かりですね。いつからテスト勉強を始めればよいか。
「次の日からはもう次のテスト前。」という先輩の言葉、重いと思いませんか?
今日から始める、習ったことを今日消化する、それを続けることの重要さがわかりますね。
ただ漠然と「勉強しなさい」と言われても…と思うでしょう。でも実は結構簡単なことです。塾へきたら授業を受けて、宿題が出されますね。それをきちんとこなすだけで良いのです。わからないところを見つけて次の通塾時に先生に質問する。宿題を先生に見せて本当に自分がわかっていない箇所を見つけてもらう。それが「勉強」になります。
さぁ、「今日から」「宿題をきちんと」こなして先輩のように飛躍してみませんか?
無料体験授業申込
教室の雰囲気、授業の形態や指導方法が、お子さまに合っているかどうか、お気軽に確認しに来て下さい。 お子さまの苦手分野や気になっている部分を解消させる授業を行っていきます。 また、講師と共に行う勉強の楽しさを体感してもらい、苦手意識をなくす、そして何よりも「わかる!」喜びを知っていただく体験授業を展開します。 ご入塾に関することや勉強に関する疑問や悩みなどにも丁寧にお答えいたします。